直近3カ月の楽天証券分類平均リターンランキング

 続いて、投資対象市場や投資地域をさらに細かく分けて見てみましょう。

 楽天証券分類、およそ250分類のなかから、値動きの傾向を把握しやすい分類を厳選し、上位・下位5分類の騰落率をまとめた結果がこちらです。

※2022年3月末時点

 過去3カ月間の騰落率で上位5分類は、
原油関連-為替ヘッジ無し」、
ブラジル・中南米株式-為替ヘッジ無し」、
MLP-為替ヘッジ無し」、
ブラジル債券-為替ヘッジ無し」、
中東・アフリカ株式-為替ヘッジ無し
でした。

 上位3分類のなかで、それぞれ目立った銘柄としては、
LM・ブラジル高配当株ファンド(毎月分配型)」が+47.49%、
UBS原油先物ファンド」が+42.95%、
米国エネルギー革命関連ファンド(年1回決算型)為替ヘッジなし」が+36.25%の上昇でした。

※計測期間:2021年12月30日~2022年3月31日

 一方、下位5分類は、
ロシア・東欧株式-為替ヘッジ無し」、
新興国債券(広域・米ドル建)-為替ヘッジ有り」、
アジア債券-為替ヘッジ有り」、
中国・香港株式-為替ヘッジ無し」、
欧州債券-為替ヘッジ有り
です。

 目立った銘柄としては、
DWS ロシア株式ファンド」が▲90.67%、
SMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)」が▲15.72%、
アジア社債ファンド Aコース(為替ヘッジあり)」が▲7.98%の下落でした。

※計測期間:2021年12月30日~2022年3月31日