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著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
[動画で解説]日経平均テクニカル分析 上値重く、下値堅い 上放れまたは下放れは、いつ?
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日経平均は上値重く、下値堅い

 13日の日経平均株価は、149円高の2万8,718円と続伸しました。朝方283円高までありましたが、大引けにかけ上げ幅を縮小しました。下値は堅くなってきているものの、上値は重い展開が続いています。

日経平均日足:2021年1月4日~7月13日

出所:楽天証券MSⅡより作成

 2021年の日足チャートをご覧いただくとわかりますが、2月半ば以降、日経平均は上値を切り下げる展開が続いています。上値はどんどん重くなっている印象です。一方、下値は堅くなっています。5月以降、下値を3回試しましたが、すかさず急反発しています。「上値は買いにくいが下値を売り込むのも難しい」展開になっています。

 米景気好調でナスダック・NYダウ平均株価が最高値をつける中、ワクチン接種の遅れによって日本の景気回復が遅れていることが嫌気され、日経平均の上値は重くなっています。ただし、いずれ遅れて日本の景気も回復するという期待があるため、日経平均の下値は堅くなっています。