ファンドマネージャー時代、徹底していたこと
今日は最初に、私が日本株のファンドマネージャーだった時、毎日売り買いの判断をする時に一番気をつけていたことをお伝えします。
3つあります。「予断を持たない」、「(新しく始まった流れに)誰よりも早く気づく」「流れに乗る」の3つです。私が25年間のファンドマネージャーで競争相手である東証株価指数(TOPIX)に勝ち続けられたのは、それを徹底していたからと思います。
私が月曜日から木曜日まで毎朝お届けしているレポ-トは、私がファンドマネージャー時代に毎日考えていたことを、そのままレポートにしてお届けしているものです。「もし私が今もファンドマネージャーだったら、今このように考える。このようにトレードする」という内容を、毎日レポートに書いてお届けしています。
ファンドマネージャーは、毎日決断しなければなりません。売り・買い・ノーアクション(何もしない)、常に決断し続け、すぐにその結果が出ます。ノーアクションも、そうするならばそうと、はっきり決めることです。「迷っていて何もできなかった」はNGです。