ターゲット

ターゲット(ティッカーシンボル:TGT)もアマゾンからの攻勢に苦しんでいます。

第4四半期(1月期)決算は、EPSが予想$1.51に対し$1.45、売上高が予想206.9億ドルに対し206.9億ドル、売上高成長率は前年比-4.3%でした。既存店売上比較は-1.5%でした。

なお売上高成長率が悪かった一因として薬品・クリニックを廃止したことも影響しています。

ターゲットはネット通販に力を入れています。今期のオンライン販売高は前年比+34%でした。

グロスマージンは26.9%でした。ちなみに去年同期は27.9%でした。去年より悪化した理由は在庫整理セール、売れ筋商品の変化などによります。

ターゲットは店舗のリニューアルを通じ、2~4%程度の店舗ごとの売上伸長を狙っています。また都心にネイバーフッド・ストア、大学の近くにキャンパス・ストアを展開することで顧客により近いところへ出店する考えです。

向こう3年間で100店舗の小さいフォーマットのストアを出店したい考えです。これに向けて2017年度は20億ドル、向こう数年に渡って合計70億ドルの先行投資を行う予定です。

なお同社は1月18日に利益警告を出しており、その際に示した第1四半期のEPSガイダンスは80¢~$1.00、2018年度は$3.80~$4.20が提示されました。