2021年のプラチナ価格は、1,300ドル程度まで上昇すると予想
プラチナ価格は原稿執筆時点(12月14日午前)で、1トロイオンスあたり1,020ドル近辺で推移しています。現在筆者は、この価格が2021年に、1,300ドル程度まで上昇すると考えています。
以下より、6つ、2021年のプラチナ価格が上昇すると考える理由を述べます。もちろん、これらは予測であり、実際に正反対のことが起きれば価格は下落する可能性はあります。しかし、プラチナについては、掘り下げて考えれば考えただけ、“2021年の価格は上昇するのではないか?”と想像が膨らんできます。
2021年、プラチナはこうなる!6大予測 | |
1 | 長期的視点で、プラチナ相場は底堅く、上値余地がある |
2 | 金(ゴールド)に比べて出遅れ感が強く、投資用需要が拡大 |
3 | 先進国の大規模な金融緩和が、“株高”・“金高”両面からプラチナ相場を支える |
4 | [環境配慮]電気分解が行われる電極部分にプラチナを使う“水素生成装置”の需要が増す |
5 | [環境配慮]発電装置の電極部分にプラチナを使う“燃料電池車”が普及し始める |
6 | [環境配慮]合成液体燃料が普及し、ディーゼル車の需要が一定程度残る |
以下よりそれぞれを具体的に、説明します。