原油相場は、株価下落により不安定化しつつも、長期的には緩やかに上昇するとみる

 足元、株価の乱高下により、原油相場の変動率も大きくなっています。短期的にみれば、まだ不安定な状況が続く可能性がありますが、株価が持ちなおせば、原油相場も持ち直すと、筆者は考えています。

 すでに、原油はETF(上場投資信託)などを通じ、さまざまな投資家の重要な投資対象となっていることから、急落を避ける投資家からのバイアスは、少なくともOPECが発足した60年前よりもかかりやすくなっているとみられます。

 乱高下はあるにせよ、長期的にみれば、緩やかに上値を伸ばす展開になるのではないか、と現段階では考えています。これまで程ではないものの、OPECも石油も、社会の重要な一因として生き続けていると考えます。

[参考]具体的な原油関連の投資商品

国内ETF/ETN

WTI原油上場投資信託 (東証)1690

NF原油インデックス連動型上場(東証)1699

NEXT NOTES 日経TOCOM原油ブル2038

NEXT NOTES 日経TOCOM原油ベア2039

投資信託

UBS原油先物ファンド

外国株

エクソンモービルXOM

シェブロンCVX) 

トタルTOT

コノコフィリップスCOP

BPBP