オクタ

 オクタ(ティッカーシンボル:OKTA)はアイデンティティー・クラウドというサービスを提供しています。これは平たく言えばログインしているのが本人かどうか? をチェックし、特定の社員に、特定のアプリケーションだけにアクセスする権利を賦与するアクセス管理サービスだと思ってください。不審な侵入者を撃退するためにはまずユーザーのアイデンティティーの確認が最優先……だから同社のサービスはリモートワーク環境の構築に欠かせません。

 先日発表された同社の第1四半期(4月期)決算はEPSが予想-17¢に対し-7¢、売上高が予想1.72億ドルに対し1.83億ドル、売上高成長率は前年同期比+46.0%でした。

 サブスクリプション売上高は+49%の6.19億ドルでした。

 残存パフォーマンス義務は+57%の12.4億ドルでした。

 請求額は+42%の2.1億ドルでした。

 過去12カ月のダラー・ベース・ネット・リテンション率は+200bps改善の121%でした。

 ノンGAAPグロスマージンは+180bps改善の77.5%でした。

 ノンGAAP営業マージンは+1320bps改善の-6.7%でした。

 フリー・キャッシュフロー・マージンは+580bps改善の16.3%でした。

 総顧客数は+28%の8,400社でした。

 年間請求額10万ドル以上の大口顧客数は+38%の1,580社でした。

 第2四半期のEPSは予想-9¢に対し新ガイダンス-2¢から-1¢、売上高予想1.85億ドルに対し新ガイダンス1.85~1.87億ドルが提示されました。

 2021年度のEPSは予想-32¢に対し新ガイダンス-23¢から-18¢が、売上高予想7.72億ドルに対し新ガイダンス7.7~7.8億ドルが提示されました。