小型成長株は値動きが荒い 

 株式投資の醍醐味は、なんと言っても、成長株だと思います。割安株をコアにしつつ、小型成長株投資にもトライして良いと思います。

 ただし、小型成長株は当たれば大きく上昇しますが、失敗すると大きく下がることに注意が必要です。以下は、典型的な小型成長株の値動き(イメージ図)です。

小型成長株の株価変動(イメージ図)

出所:筆者作成

 上のグラフでは、成長株の株価変動イメージを、3つの時期に分けて描きました。

【1】黎明期:成長期待があるがまだ利益がほとんど出ない時期
【2】成長期:利益が大きく成長する時期
【3】成熟期:最高益更新が続くものの、増益率が大幅に鈍化する時期


 コロナ・ショックで、日本株全般に大きく下げた今、成長株でもけっこう安い水準に下がったものもあります。たとえば、パーク24(4666)は、短期的にコロナ・ショックで業績悪化が懸念されることから、株価が大きく下落しています。それでも、長期的にはカーシェアリアング事業が成長する、成長株だと私は判断しています。

 詳しくは、以下、著者おすすめのバックナンバーから、「パーク24」のレポートをお読みください。

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