日本株は「買い場」の判断継続

 足元の景気・企業業績の悪化は、昨年10月以降の日経平均株価の急落で、織り込み済みと判断しています。株価は、おおよそ半年から1年後の景気変化を織り込みながら動きます。ここからは、来期の景気・企業業績を織り込む動きが始まると見ています。

 足元、日経平均が順調に上昇してきているのは、来期の景気・企業業績回復を織り込む、最初の動きと見ています。来期は、5G(第5世代移動体通信)・半導体への投資が世界的に盛り上がり、ハイテク産業の業績が増加に転じると予想しています。

 日本株は、引き続き「買い場」と判断しています。

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