CASE 01:年間約150万円を寄付する美食ブロガー、azabu-lifeさん

▼Profile
ふるさと納税でもらった返礼品などを紹介するブログ「ふるさと納税&美食酒ブログ」を運営。返礼品に惹かれてふるさと納税を始めたが、寄付で地方を応援する、という趣旨を詳しく知って深く賛同。毎年、限度額ギリギリまで計画的に寄付をする、ふるさと納税のベテラン。

Q:ふるさと納税を始めたきっかけは?

A:趣味のお取り寄せの延長から入りました!

 もともとお取り寄せが趣味なグルメ一家。美味しいものを取り寄せては家族で楽しんでいました。ふるさと納税では、農家など生産者から直接返礼品が送られて、通販サイトなどでは見かけない地方のご当地グルメを発見できたりするのが魅力でふるさと納税を始めたのがきっかけです。

 そして、ふるさと納税の趣旨を理解するとさらに賛同する気持ちが高まりました。地方で育った方の多くが大都市で税金を納めているので、税金を地方に還流するのは理にかなっていると思いました。それが節税にもつながり、さらに全国の特産品がいただけて、地方の活性化にもつながるWin-Winの制度だと感じました。

 

Q:これまでもらった返礼品で忘れられないものは?

A:フレッシュな冷蔵で送られてきた長万部の毛蟹!

 北海道から届いた、春のグリーンアスパラガスは、スーパーでは見かけることのできない太さと甘さに魅了され、一度寄付して以来ファンになり、毎年楽しみにしている春の味覚です。申し込みが始まるとすぐに品切れになるため、毎年忘れずチェックしています!

 北海道長万部町から届いた冷蔵の毛蟹(当時1万円の寄付)も忘れられません! ガチガチの冷凍より、フレッシュな冷蔵で食べてみたいと思って選んだのですが、日付指定ができなかったので、外食や不在が多い我が家ではいつ届くか少しひやひやしました。さらに蟹を捌いた経験もなく、添付の捌き方を見ながら悪戦苦闘。しかし、冷蔵の新鮮な毛蟹は身も甘く、格別の美味しさでした!

 食べ物以外では、岐阜県関市の濃州正宗作、オールステンレスダマスカス包丁2点セットが印象深いです。見た目も美しく、切れ味に驚きました。いかにこれまで切れない包丁を使っていたのかを実感させられました。最初は使うのが怖いくらいの切れ味で、実際、使い初めに指を深く切ってしまいましたが、使い慣れたら、切れにくい魚や肉もキレイに切れるので、料理が上手になった気がします(笑)。

 最近は、実用性重視、リピートが多くなっている気がするので、珍しい返礼品をもっと発見しトライしたかった気もします。今後も、これまで通りマイペースに計画性をもって続けていくつもりですが、できれば、食べ物ばかりではなく、器など日本の工芸品にも目を向けていきたいと考えています。

みずみずしさ抜群のアスパラ、大粒の牡蠣など、自治体自慢の名産品、特産品に舌つづみ。ついつい手軽なものを購入しがちな包丁も、ふるさと納税なら工芸品レベルの一生ものを手に入れるきっかけに!