日本株は買い場の判断を継続

 東証一部の平均PER(株価収益率)は約13.5倍、平均配当利回りは約2.5%です。日本株は、PERや配当利回りなどの株価指標で見て、割安と判断しています。

 今期の企業業績(会社予想)がこれから大幅に下方修正されるのでない限り、日本株がPERで割安な状況は変わりません。日本株は、買い場との判断を継続します。

 米中貿易戦争がいったん休戦に向かう前提にたてば、2020年に世界景気の回復が見込まれます。貿易戦争がさらにエスカレートするリスクもありますが、割安な株価を勘案すれば、日本株の投資を増やしていって良いと判断しています。

 

 

▼もっと読む!著者おすすめのバックナンバー

7月1日:米中・日米・日中首脳会談は一見ポジティブ。重大な懸案は先送り。どうなる日本株?