今年のふるさと納税枠を残している人は、早めに手続きした方が良い

 とは言っても、ふるさと納税は、1年単位(1~12月まで)で、寄付上限額を使わなければなりません。まだ、今年のふるさと納税枠が残っている方は、12月31日までにやる必要があります。ただし、年末は少し早めに受付を締め切る自治体もあります。年内、いつまで受け付けているか、確認が必要です。

 12月は、ふるさと納税がもっとも集中する時期です。寄付上限までの枠を残したままの人が、駆け込みでふるさと納税をするからです。そのため、人気の返礼品は、早めに品切れになってしまいます。年末のふるさと納税は、早めにやったほうが得策です。

 なお、「ワンストップ特例制度」を使って、ふるさと納税を行う方は、来年の1月10日までに、「ワンストップ特例の適用を受ける申請書」を寄付する自治体に提出する必要があります。あまり年末ぎりぎりに寄付すると、ワンストップ特例の適用を受ける申請書の提出が間に合わなくなるリスクもあります。

 今年、ふるさと納税を10~12月に集中させてしまった人は、来年からは、ぜひ1~3月・4~6月・7~9月・10~12月に分散して、寄付するように計画しましょう。

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