消費者物価指数(CPI=Consumer Price Index)は、全米の人口の約87%を占める都市部の消費者が平均的に購入する商品やサービスを固定して、総合的に物価がどのように変化しているかを指数化したもの。項目は、食品・住宅・アパレル・医療費・教育費などに細分化されているが、振れ幅の大きい食品・エネルギーを除いた、コア指数の動きが特に重視されている。 最も広く利用されているインフレ指標で、政府の金融政策への影響も少なくない。1985年以降、インフレ誘発につながる増税を防ぐために、連邦所得税構造の調整に利用されている。

発表機関 米国労働省労働統計局
(U.S. Department of Labor, Bureau of Labor Statistics)
発表時期 翌月第3週