引き続き、三大割安株に強気

 これから、世界景気・企業業績の回復モメンタム(勢い)が強くなると予想しています。したがって、米長期金利が1.7%まで上昇しましたが、世界株高の流れは変わらないと予想してます。ただし、物色の中身には、大きな変更があります。

 株価バリュエーションが高いグロース株は上値の重い展開が続くと予想しています。一方、景気敏感株が多く、株価バリュエーションが低いバリュー株が買われる流れが続くと予想しています。この流れは世界的で、日本株だけでなく、米国株でもバリュー株が買われる流れが続くと予想しています。

 日本株でいうと、「3大割安株」が引き続き上昇すると予想しています。3大割安株とは、私が命名したもので、金融株、資源関連株、製造業の3セクターのことです。

 これまで、米金利が下がり資源価格が下がり製造業が不振の中で売られてきましたが、米金利が上がり資源価格が上がり製造業の景況が急回復する中で、三大割安株が買われる流れが続くと予想しています。

 3大割安株についての、詳しい説明は、以下、著者オススメのバックナンバーからお読みください。

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