日経平均はエヌビディア最高値を好感して上昇も、週後半は反落
先週(営業日:10月28日~11月1日)の日経平均株価は、1週間で139円上昇して3万8,053円となりました。週前半は大きく上昇して10月30日(水)に一時3万9,417円をつけました。ところが、週後半に急落して、週末は3万8,053円となりました。
週前半は、米国株高を好感して、日経平均は上昇しました。米景気ソフトランディング期待が高まる中、米大手ハイテク株や半導体大手エヌビディア(NVDA)の好決算を好感して、ナスダック総合指数(ナスダック)が10月29日に一時最高値をつけたことが好感されました。エヌビディアが一時最高値をつけたことから「エヌビディア祭」再開のムードも出ました。
ところが、週後半は、一転してナスダックも売られました。米景気が想定以上に好調である中、米インフレ再燃の懸念が強まったことが嫌気されました。インフレ・金利上昇懸念から米国株が下がり、つれて日経平均も売られました。