需給面でもっとも注目される主体は、外国人で変わらず

 短期的な日経平均の動きを決めているのは、外国人です。これからも外国人の売買動向をしっかり見ていく必要があります。

 自社株買いも大きな存在ですが、株が下がる時に買うことが多く、上値を追って買っていく主体ではないので、短期的な株式市場の動きを決める主体ではありません。

 引き続き、外国人の日本株売買動向をウオッチしていくことが大切です。外国人の動きで気づいたことがあれば、本コラムで報告します。

▼著者おすすめのバックナンバー

2022年11月16日:利回り4.4%・5.1%、メガバンク2社の「買い」判断を継続

2022年11月30日:バフェットが日本の5大商社株を買い増し。好配当利回り株として「買い」継続

2022年12月7日:JT、投資判断は「中立」。利回り6.7%、業績好調でもロシア事業のリスク考慮