嵐吹き荒れる金属相場。昨年末比2桁下落はざら

 金属相場が急落しています。貴金属に分類される金(ゴールド)、プラチナ、銀、産業用金属に分類される亜鉛、鉛、アルミニウム、銅、錫(スズ)の価格は、昨年末に比べると、大きく下落しています。2桁下落はざら(あたりまえ)です。

図:金属価格の騰落率(2021年末と2022年7月12日を比較)

出所:ブルームバーグのデータをもとに筆者作成

 金属相場に暴落の嵐が吹き荒れていることがきっかけで、数十年単位のプロジェクトである「積立投資」との親和性を高めた銘柄があると、筆者は考えています。「プラチナ(白金)」です。