株式市場に異変!今まで通りの資産運用で大丈夫!?

 2022年の株式市場は年始早々から乱高下が続く不安定な展開が続いています。

 その元凶になっているのが、インフレ。米国では消費者物価指数が40年ぶりの上昇率となるなど、物価上昇がかなりのハイピッチで進んでいます。

 さらに2022年2月末には、ロシアがウクライナに侵攻し、地政学的リスクも台頭。WTI原油先物価格が100ドル台まで急騰し、今のところ、世界的なインフレ拡大が収まる気配はありません。

 物価上昇を抑えるためには、世の中に出回るお金の量を減らす必要があります。そのため、米国の中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)をはじめとした世界各国の中央銀行は、金融引き締めの姿勢を鮮明にしています。

 それが2022年の日本株や米国株など世界的な株式市場の”変調”につながっているのです。

 デフレが続く日本では今までインフレについては、あまり意識されてきませんでした。しかし、2022年の出来事を踏まえ、「インフレ時代の投資法」や「ウクライナ危機など地政学的リスクから資産を守る方法」について、改めて考えてみる必要がありそうです。

 そこで、三菱UFJ国際投信のお客さまサポート部企画グループのマネジャー・吉岡千絵さんに話を聞きました。