今週の指標:日経平均株価

 先週の予測では、1月27日の2万6,044円を下に切って2月24日に2万5,775円まで下落しました。目先は下げ過ぎとの見方もありますが、2万5,775円まで下落したことで、2段下げとなり、戻したあと注意が必要としました。

 結果的に3月1日に2万7,013円まで戻したあと、早くももみあって下げに転じ、週末4日(金)は2万5,774円まで下げて1円だけ安値更新し、終値は▲591円の2万5,985円となりました。

 先週の4日(金)は、株式市場に落ち着きがみられていたところにロシアがウクライナ南東部にあるザポロジエ原子力発電所(欧州で最大規模)を攻撃したニュースで一時▲802円の2万5,774円と下限を切り下げ、終値は▲591円の2万5,985円となりました。

 今週は、昨年9月14日の高値3万795円の信用期日が迫っている上、11日はメジャーSQがあり、これにウクライナ情勢の悪化が加われば、セリングクライマックス的な動きになる可能性もあります。予想レンジは2万4,500~2万6,500円とします。