1月の売買代金ランキング(人気株)

 現状ですが、2022年のマザーズ指数は「寄り天(寄り付き天井)」。大発会4日の寄り付き直後に付けた995ポイントがマザーズ指数の高値になりました。マザーズ指数は5日、6日と連続5%安で、前月21日に付けた昨年安値942ポイントを割り込むと底なし沼に…。「今日が安値かもしれない」その想いを連日裏切る展開に、マザーズ市場からの投資家離れが加速したようでもありました。

 それを示すのが、マザーズ市場の売買代金。1月の1日当たり売買代金は1,439億円と、前月(2021年12月)の同1,920億円を大幅に下回りました。また、同じ1月で比べると、昨年1月の同2,311億円の半分以下。人通りが減ったことが分かると思います。

 1月の安値を付けたのは28日でしたが、この日の売買代金も月間平均を下回る1,315億円です。これを見ても、いわゆるセリング・クライマックスとは程遠い状態で安値を付けたことが分かるはず。ちなみに、売買代金ランキングTOP20の中で、月間上昇となった銘柄はEnjin1銘柄のみでした。

市場 コード 銘柄名 1月末
終値
時価総額
(億円)
売買代金
25日移動平均値
(億円)
月間
騰落率
東証マザーズ 2158 FRONTEO 2,494 980 129.3 -24.7%
ジャスダック 6890 フェローテック 2,772 1,233 93.2 -34.5%
東証マザーズ 4385 メルカリ 4,270 6,831 92.3 -27.1%
東証マザーズ 5759 日本電解 4,085 296 50.0 -25.6%
ジャスダック 2702 マクドナルド 5,020 6,675 47.2 -1.4%
東証マザーズ 7370 Enjin 2,780 205 45.0 24.2%
ジャスダック 4080 田中化研 2,258 735 40.0 -3.7%
東証マザーズ 4412 サイエンスアーツ 6,720 226 36.5 -2.6%
ジャスダック 7777 3Dマトリックス 433 235 35.0 -17.4%
ジャスダック 1407 ウエストHD 3,420 1,574 31.9 -40.3%
東証マザーズ 4485 JTOWER 5,200 1,144 31.5 -46.1%
東証マザーズ 4418 JDSC 1,225 157 30.7 -42.8%
東証マザーズ 7342 ウェルスナビ 1,611 757 28.7 -21.1%
東証マザーズ 6522 アスタリスク 2,022 143 27.7 -32.6%
東証マザーズ 4478 フリー 4,440 2,474 27.2 -30.2%
東証マザーズ 4565 そーせい 1,517 1,237 26.8 -20.3%
ジャスダック 2484 出前館 739 969 25.4 -19.7%
東証マザーズ 4194 ビジョナル 8,270 2,967 25.3 -14.8%
東証マザーズ 7133 ヒュウガプラ 5,550 192 24.2 -7.5%
東証マザーズ 4477 BASE 455 507 24.0 -26.1%