一般NISAにふさわしい米株4:エヌビディア
エヌビディア(NVDA)は1993年に創業された半導体デザイン会社です。同社はトランジスタの数が多く、極めて回路設計に高度な技術を要求されるグラフィックス・プロセッサから発展した企業であり、その関係で膨大なデータを瞬時で処理するようなアプリケーションの分野にとりわけ強いことで知られています。
今後、ヴァーチャル・リアリティが普及すれば同社の製品に対する需要は一層増えると予想されます。
同社の第3四半期(10月期)決算ではEPSは予想1.11ドルに対し1.17ドル、売上高は予想68.1億ドルに対し71億ドル、売上高成長率は前年同期比+50.3%でした。
グロスマージンは65.2%でした。前年同期は62.6%でした。
プラットフォーム別売上高、前年同期比は下記の通り。
プラットフォーム | 売上高 | 前年同期比 |
---|---|---|
ゲーミング | 32.2億ドル | +42% |
データセンター | 29.4億ドル | +55% |
プロフェッショナル・ビジュアライゼーション | 5.8億ドル | +144% |
自動車向け | 1.35億ドル | +8% |
OEMその他 | 2.34億ドル | +21% |
自動車向け半導体はサプライチェーンの問題で前期比▲11%でした。
在庫は22.3億ドルでした。前年同期は14.9億ドル、前期は21.1億ドルでした。
営業キャッシュフローは15.2億ドルでした。前年同期は12.8億ドルでした。前期は26.8億ドルでした。
第4四半期売上高予想68.4億ドルに対し新ガイダンス74億ドルが提示されました。GAAPグロスマージンは65.3%を、ノンGAAPグロスマージンは67.0%を見込んでいます。
エヌビディアの1株当たり業績(年次報告書)