一般NISAにふさわしい米株3:マイクロソフト

 マイクロソフト(MSFT)は1975年に創業されたテクノロジー企業で当初はビジネス・ソフトウエアを製造・販売していましたが、その後「XBOX」などのゲーム・コンソルならびにオンライン・プラットフォーム、さらにクラウドのビジネスなどに守備範囲を広げています。

 リモートワークが定着すると同社の製品・サービスに対する需要はいっそう増えることが予想されます。とりわけクラウド関連ビジネスが重要になってくると考えられます。

 そこではAI(人工知能)を積極的に援用し、ユーザーの役に立つ洞察や自然なコミュニケーションを提供することを目指しています。

 ゲームの分野では人々が同社の提供するプラットフォーム上で新しいつながり方、遊び方を提案してゆきます。

 10月に発表されたマイクロソフトの第1四半期決算ではEPSが予想2.08ドルに対し2.27ドル、売上高が予想440億ドルに対し453.2億ドル、売上高成長率は前年同期比+22.0%でした。

 アジュールの売上高は+50%でした。リンクトインの売上高は+42%でした。サーフェスの売上高は17%でした。

 プロダクティビティー&ビジネス・プロセス部門の売上高は前年同期比+22%の150億ドルでした。ガイダンスは145億~147.5億ドルでした。オフィス・コマーシャル製品ならびにクラウド・サービス売上高は前年同期比+18%でした。オフィス・コンシュマー製品ならびにクラウド・サービス売上高は+10%でした。

 インテリジェント・クラウド部門売上高は前年同期比+31%の170億ドルでした。ガイダンスは164億~166.5億ドルでした。サーバ製品ならびにクラウド・サービス売上高は前年同期比+35%でした。

 モア・パーソナル・コンピューティング部門売上高は前年同期比+12%の133億ドルでした。ガイダンスは124億~128億ドルでした。ウインドウズOEM(相手先ブランドでの生産)売上高は+10%でした。Xボックス・コンテンツならびにサービス売上高は+2%でした。

マイクロソフトの1株当たり業績(年次報告書)