あなたは「逆張り派?」それとも「順張り派?」

 あと1カ月弱で2021年も終わり、新たな年が始まります。年の瀬を迎え、ご自身の株式投資のスタイルを改めて見直してみるのもよい時期かもしれません。

 株式投資のスタイルは「逆張り」と「順張り」に分類することができます。でも意外と、ご自身が逆張りをやっているのか順張りをやっているのかを意識していない、という方も多いのではないでしょうか。

逆張り、順張りって?

 逆張りとは株価の動きとは逆の行動をすること、順張りとは株価の動きに沿った行動をすることです。

 例えば短期間に株価が大きく下がったとき、株価の下落に逆らって買い向かうのが逆張り、株価の下落が収まって上昇に転じるまでは安易に手を出さないのが順張りです。

 また、順張り派は株価が上昇している途中で売却する傾向にあり、逆張り派は株価が上昇している間は保有を続ける傾向にあります。

 ただ、はっきりと違いが出るのはやはり「いつ買うか」だと思います。株価が下がっているときに買い向かうのか、それをしないのかの差です。