第3四半期決算はほぼ出そろった

 先週までにS&P500種指数に採用されている銘柄の95%が第3四半期決算の発表を終えており、EPS(一株当たり利益)では82%の企業が、売上高では75%の企業が、事前のコンセンサス予想を上回る、いわゆるポジティブ・サプライズを出しました。

 そのような決算発表を受けてウォール街のアナリスト達の今後の業績予想もじりじり高くなっています。下は11月19日現在でのS&P500種指数のEPS予想です。

 去年から今年にかけてのEPS成長率は+46.1%、今年から来年にかけては+8.1%となっています。これらは健全な成長率と言えます。