注目の米国ホテル株5:ウインダム・ホテルズ&リゾーツ

 ウインダム・ホテルズ&リゾーツ(WH)は「スーパーエイト」「デイズイン」「ハワードジョンソン」「トラベロッジ」「ラマダ」「ラキンタ」「ウインダム」など合計で9,000軒のモーテルやホテルをフランチャイズ方式で展開している企業で、部屋数(80.3万室)ベースで世界最大です。

 同社の物件は高速道路沿いや郊外に立地しており、おもに車で行楽に行く客を相手にしています。

 同社は顧客サービスを省略し、コストを安く抑えることで安い値段で勝負しています。ロイヤリティーメンバーシップの加入者数は9,000万人です。

 同社のフランチャイジーの多くはスモールビジネスの個人オーナーです。

 10月27日に発表された同社の第3四半期決算はEPSが予想91セントに対し1.16ドル、売上高が予想4.63億ドルに対し4.63億ドル、売上高成長率は前年同期比+37.4%でした。

 第3四半期のRevPARは45.80ドル、前年同期比+56%、2019年の同期との比較では▲3%でした。

 2021年度のEPSは、予想2.68ドルに対し新ガイダンス2.93~3.03ドルが提示されました。