米国小売業の決算1:ルルレモン・アスレチカ(LULU)
ヨガなどのスポーツ・アパレルを専門とするルルレモン・アスレチカ(LULU)の第2四半期(7月期)決算はよい内容でした。
EPS(1株当たり利益)は予想1.19ドルに対し1.65ドル、売上高は予想13.3億ドルに対し14.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+60.7%でした。
2年間通算CAGR(年平均成長率)では売上高は+28%で成長しました。これは新型コロナ前の同社の売上高成長のペースを上回っています。
2年間通算CAGRベースで、北米売上高は+26%で、海外売上高は+43%で成長しました。
ベトナム工場が新型コロナ・デルタ変異株のまん延で閉鎖したことで、サプライチェーンに乱れが生じています。同社は製品の30%をベトナムから調達しています。
第3四半期のEPSは予想1.32ドルに対し新ガイダンス1.33~1.38ドルが、売上高予想13.2億ドルに対し新ガイダンス14億~14.3億ドルが提示されました。
2022年度のEPSは予想6.90ドルに対し新ガイダンス7.38~7.48ドルが、売上高予想59.8億ドルに対し新ガイダンス61.9億~62.6億ドルが提示されました。