今週の指標:日経平均株価
先週末、日経平均は一時2万7,000円を切ったことで、チャートは下向きの流れとなっており、2万7,000円台で踏ん張ることができるかどうかに注目です。
また、今週26~28日にFRBの経済シンポジウムが開かれ、パウエル議長が講演予定で、テーパリングについての発言が注目されます。
そして国内では、新型コロナ感染拡大に歯止めがかかるかどうかが注目です。
先週の動き
先週も週末までは、米株式の史上最高値の更新が続き、為替も円安基調だったことで、8月15日(日曜で13日)信用期日が経過すれば、今月後半は上昇期待が持てる可能性もあるとしていました。
しかし、米国で13日(金)に8月米ミシガン大学消費者信頼感指数が10年ぶりの低水準となったことや、為替も円高に傾いたこともあり、下落の可能性も出てきました。
そのため一つのシナリオとして、52週移動平均線(2万7,247円)を終値で切るようなことがあれば、さらに下を試すとしていました。
結局、週末は一時▲326円の2万6,954円まで下げて、終値は▲267円の2万7,013円でした。