いま米国では1日平均249万回、新型コロナワクチンが投与されています。これまでの累計投与回数は1.3億回で、1回でも接種を受けた人は8,550万人に上っています。これは3.28億人の国民のうち、26%が1回目の接種を済ませた計算になります。

 一方、ユーロ圏に目を転じると1回でも接種を受けた人は人口の9.3%にとどまっています。

 つまり新型コロナワクチン接種のスピードに地域差が出てきているのです。そのことは「今年は欧州への観光旅行はムリだ」ということを意味します。この事情は他の国でも似たり寄ったりです。

 米国の国民は今年、海外旅行は諦め、国内の行楽・レクリエーションで我慢するしかないのです。そこで今回は、このようなトレンドで恩恵を受ける銘柄を紹介します。