カナディアン・パシフィック鉄道

カナディアン・パシフィック鉄道(ティッカーシンボル:CP)は1881年に創業されたカナダ第2位の鉄道会社で、本社はアルバータ州カルガリーにあります。

同社のルートの総延長は1万2千マイルで、カナダとアメリカに鉄道網を持っています。

同社は機関車1,400台、貨車2万台を保有しています。

カナダ国内では、バンクーバーを起点としカルガリー、ウィニペグ、サンダー・ベイ、トロントを経由しモントリオールまで行く大陸横断ルートを持っています。

カナディアン・パシフィック鉄道のルートは、ライバルのルートより南、すなわち米国との国境に近い場所を走っており、その関係で米国向け積荷は、短い距離を、短縮された時間で届けることが出来ます。

カナディアン・パシフィック鉄道はカナダから米国へ延びるルートも持っています。具体的にはカナダのレジーナならびにウィニペグから米国のミネアポリスを経由し、シカゴ、さらにはカンザスシティまで延びるルートで運行しています。またトロントからはデトロイトならびにバッファローへ、モントリオールからはニューヨーク州アルバニーへと延びるルートを持っています。

同社は下のような貨物を運搬しています。

同社は貨車がターミナルで待機している時間を圧縮(2015年の7.2時間から2016年は6.7時間へ)すると同時に貨車を沢山連結することで長さを増す(2015年の6,935フィートから2016年は7,217フィートへ)、さらに速度を上げる(2015年は時速21.4マイルから2016年は時速23.5マイルへ)などの手法により効率をUPしています。