個人投資家が日経平均株価の上昇についていく方法がある

 でも、日経平均株価だけ強いのを、いつまでも手をこまねいて見ていても仕方ありません。どうにかして、日経平均株価についていくことを考える必要があります。

 もし資金が潤沢にある方であれば、日経平均先物か、もしくは日経平均株価への影響度が高い銘柄への買いがセオリーになります。

 でも、先物への投資は抵抗がある、日経平均株価への影響度が高い銘柄は購入に百万円以上かかってしまう、という理由などにより、実行できない個人投資家の方も多いと思います。

 そこで考えられるのがETF(上場投資信託)への投資です。ETFとは、上場している投資信託のことで、今ではさまざまな種類のETFがあります。

 このうち、日経平均株価に連動するタイプのETFがいくつかありますから、それに投資すれば、日経平均株価を実質的に買うことができるのです。

 また、日経平均株価だけではなく、TOPIXに連動するタイプもありますし、米国株に連動するタイプもあります。

 個別銘柄に投資してもなかなか株価上昇についていけない、とお悩みの方は、ETFへの投資というのが有力な選択肢となります。