年収ダウン。投資は続けるべきか? 

 もし年収ダウンとなった場合、基本的には次の2方面から対応を検討していきます。

  • 生活コストのダウン
  • 貯蓄や投資額のダウン

生活コストのダウン

 まず生活コストの見直しを行います。スマホアプリを活用しながら家計簿をつけ、ムダな支出を洗い出します。利用実態のない固定費をガンガン解約して削り、割安サービスへの乗り換えが可能な固定費は見直しを行います。できれば固定費で月1万円以上の削減が達成できると、家計の見直しはかなり楽になります。

 日々の買い物にも気をつかって節約に取り組み、できることなら積立投資や積立貯蓄の原資は維持していきたいものです。それは将来に必要となる資金作り(例えば子どもの将来の学費の積み立てなど)であり、中断は目標額の下方修正になってしまうからです。

貯蓄や投資額のダウン

 しかし、年収が下がるケースにおいて、かつ節約に取り組んでも、なお積み立てを継続することが困難である場合には「積立額の減額」を行ってください。

 積立投資をしながら家計は赤字になっており、積立額と同額をカードローンで設定するのは意味がありません。それどころか高い金利分マイナスですから、絶対に止めておきましょう。