5:定期分配型は「予想分配金提示型」が主流に

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」を筆頭に、毎決算期末の基準価額が一定水準を上回った場合にのみ分配を行うファンドが人気を集めています。

 基本的に、決算時に分配をするか否かと、具体的な分配金の額は、運用会社の判断に委ねられています。基準価額が1万円を超えているからといって分配金の支払いが確約されるわけではなく、また、実際にいくら支払われるかというのも決算を迎えるまでわかりません。

 しかし、この「予想分配金提示型」のタイプなら、基準価額の水準からおおよその分配額が予想できます。定期的なキャッシュフローのニーズがある方はチェックしてみてもよいでしょう。

6:テクノロジー株は米国だけにあらず

 2020年の世界のマーケットの主役は、何といっても米国のハイテク株でした。2021年以降もGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)に代表されるハイテク企業の動向には世界中の投資家が注目するとみられますが、実は中国も新興のハイテク企業が次々と誕生し、株式市場で注目を集めています。こうした企業は自力で発掘することも、直接投資することも難しいため、テーマ型の投資信託などを通じて投資するとよいでしょう。中国のハイテク企業銘柄を組み入れたファンドには例えば以下のような銘柄があります。

  1. iFreeActive ゲーム&eスポーツ
  2. iFreeActive エドテック
  3. iFreeActive チャイナX