強かったマザーズ指数が急落!

 3月のコロナ・ショック後、非常に強い値動きで、コロナ前をはるかに大きく超え、2018年1月の水準まで戻したマザーズ指数。しかし足元で急速に下落をしています。10月14日高値から10月27日安値までの下落率は約15%に達しました。

マザーズ指数の日足チャート(2020年3~10月)

出所:楽天証券・MARKETSPEEDⅡ

 個別銘柄はさらに大きく下げたものが多く、それぞれの高値からの下落率を見ると次のようになっています。

マザーズ銘柄 下落率
フィードフォース(7068) ▲43.8%
すららネット(3998) ▲41.4%
チェンジ(3962)  ▲39.5%
BASE(4477) ▲36.4%
ログリー(6579) ▲35.3%
メドレー(4480) ▲26.7%

 マザーズ指数は中小型成長株の動きとほぼ連動しますので、それらを主軸として投資していた個人投資家の方は、大きな痛手を受けたのではないでしょうか。筆者自身も中小型成長株をメインに投資していますので、ダメージは避けられませんでした。

 実は今回のマザーズ指数の急落から、私たち個人投資家が株式投資で負けないようにするためにどうすればよいか、学ぶことができます。

 株式投資に失敗はつきもの。しかし、失敗を糧にしてそれを繰り返さないようにするのと、再び同じ失敗をしてしまうのとでは、投資成績に雲泥の差がつきます。

 もし、今回のマザーズ指数急落で「失敗してしまったなあ」という方は、ぜひ今回のコラムの内容を参考にして、同じ失敗を避けるようにしてください。