ハプニングはあれど、Go Toの利用は順調

 10月1日から開始されたポイントを利用して格安で食事ができると話題のGo To Eat キャンペーン、そして、10月からは東京都も対象地域に加わったGo To トラベル キャンペーン。

 急ごしらえの制度のため、Go To Eat キャンペーンでは利用するための下限となる料金が後から設定されたり、Go To トラベル キャンペーンでは、一時、一部のオンライン旅行サイトが予算不足から利用を制限、その後、政府が予算を追加配分するというハプニングがありました。

 こうしたニュースがむしろ、宣伝につながっている面もあり、Go To Eat キャンペーンもGo To トラベル キャンペーンも順調に利用されているようです。

 Go To トラベル キャンペーン、Go To Eat キャンペーンは新型コロナウイルスのショックで経営が厳しくなっている宿泊業、飲食業を救済する施策です。

 宿泊業も飲食業も企業・店舗数が多いため、現金の直接給付では救済しきれませんし、給付対象の選定や必要額の算定には時間がかかります。