マザーズ指数もさえない動き。買い向かう力は残る

 同様に、先週のマザーズもさえない動きとなりました。

■(図3)マザーズ指数(日足)とMACD(2020年10月23日取引終了時点)

出所:MARKETSPEEDⅡを元に筆者作成

 マザーズ指数の動きについて、前回のレポートでは「25日移動平均線からまだ距離があり、相場が崩れた印象はない」と指摘しましたが、週末にかけて大きく下落したことによって、25日移動平均線を下抜けてしまいました。

 もちろん、一足早く9月に下落した米NASDAQが75日移動平均線まで調整していたことを踏まえれば、まだ調整局面にあると言えますし、23日(金)のローソク足が下ヒゲの長い「トンボ」という形になっていますので、買い向かう力がまだ残っていると見ることができます。