ストレスフリーな売買術：忙しくてあまり株価を見ていられない人に最適

忙しい人は、毎日の株価は見ないで良い（見ない方が良い？）

　素直な人は、毎日のニュースを聞き、毎日の株価変動を見ていると、安値で売りたくなり、高値で買いたくなります。辛抱して、安値で買い、高値で売るのは、精神的にストレスが大きくなります。

　素直な人は、毎日の株価は見ないで良い、というより、見ない方が良いかもしれません。大きな変化があった時だけ自分の資産をちょっとチェックするだけで十分です。

　さきほどのたとえに戻ります。100万円が日経平均インデックスファンドに対する、コア投資額だとすると、100万円投資したら、あとは、基本的に「ほったらかし」でOKです。

　世の中で大騒ぎが起き、株が暴落し、100万円投資していたのが80万円まで減っていたら、20万円買い増しして、100万円に戻します。

　もし、世の中がすごく明るくなって、100万円投資したのが、120万円になっていたら、20万円売って、100万円に戻します。それだけで、専門家顔負けの「いいタイミングで売り、いいタイミングで買う」投資術を実現できる可能性は高いと思います。

　個人投資家にとって、難しいことは、自分にとって長期的に保有すべきコアとなる投資金額がいくらか決めることだと思います。それさえ決められれば、たとえば、それが100万円ならば、普段ほったらかしで、特別な時に、上記の売買をするだけでOKです。今まで、そのような考えがなかった人は、今日から、決めてみたら、いかがでしょうか。

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