はじめに

 今回のアンケート調査は2020年3月30日(月)~4月1日(水)の期間で行われました。

 年度末となる3月末の日経平均株価は1万8,917円で取引を終えました。前月末終値(2万1,142円)からは2,225円安と大きなものとなり、2カ月連続で下げ幅が2,000円を超えたほか、月足ベースでも3カ月連続の下落でした。

 あらためて3月を振り返ると、新型肺炎ウイルスが引き続き影を落としました。月初の日経平均は2万1,000円台を意識したもみ合いではじまったものの、ウイルス感染拡大の勢いは止まらず、さらに原油安による影響も不安視されたことで、月の半ばは下げのピッチが早まり、1万6,000円台前半まで一気に株価水準を切り下げました。月末にかけては反発に転じる場面も見せましたが、日中の取引値幅が1,000円を超える日が続くなど値動きは荒く、月間を通じて不安定さが目立つ展開となりました。

 このような中で行われた今回のアンケートですが、5,000名を超える個人投資家からの回答を頂きました。日経平均のDIは前回と同様に株安の見通しが続き、為替については前回の円安見通しから円高見通しへと変化する結果となりました。

 次回も是非、本アンケートにご協力をお願いいたします。