いま買っていい銘柄は何?

 次に、何を買う? という問題ですが、大型ハイテク・ネット株のような、これまで米国の株式市場を先導してきた銘柄群を、引き続きオーバー・ウエイトするのが良いと思います。

 その理由として、先週の一本調子の下げは株価指数をなぞるように設計されたETF(上場投資信託)やインデックスファンドなどの売りがもたらした色合いが強く、大型ハイテク・ネット株は指数に占める比率が高いので、大きな売りを浴びたからです。

 普通、これらの銘柄はなかなか安いところで買わせてもらえないので、ザックリ調整した現在の水準はどれも魅力的だと思います。

▲特集・米国大統領選2020