先週1週間の値動きを確認し、今週1週間の値動きを考える参考材料を探しましょう。

年末ムード 全体的に小動き

 先週は、多くの銘柄が小動きとなりました。全体が小動きの中で、最も変動が大きかった銘柄は、ポンド/ドル[通貨]で、その変動率は2.5%でした(価格の方向性は下落)。

 過去数週間、それぞれの週で最も変動が大きかった銘柄とその変動率を確認すると、先々週は、プラチナ [商品]で3.4%(価格の方向性は上昇)、ビットコイン[暗号]も3.4%(同下落)、その前の週は原油[商品]で6.5%(同上昇)、そしてその前の週は天然ガス[商品]で15.3%(同下落)でした。

 このように振り返ってみると、変動率が最も大きくて2.5%だった先週は、いかに全体的に小動きだったかがわかります。ジャンルを問わず、年末ムードで売買を手控える動きが、見られたと考えられます。

図:ジャンル横断・騰落率 12月16日(月)から12月20日(金)

※ビットコイン[暗号資産]の価格は楽天ウォレットの円建て価格を参照します。

※楽天証券のマーケットスピードⅡのデータより楽天証券作成
※騰落率は当該週の週足の始値と終値を参照して算出。(終値-始値)/始値
※ビットコインは楽天ウォレットのビットコイン/円を参照。日本時間の月曜日午前6時と土曜日午前6時を比較
※プラチナはCME(シカゴマーカンタイル取引所)の先物(中心限月)価格を参照。