今は下落相場か
「下がったところで購入」。過去の例を見ると、この方法で「その後の安定的な運用」が得られています。
グラフ4とグラフ5とグラフ7のグラフは、「データの開始時期をずらしただけ」。同じ資産でも、開始時期によっては、「その後の安定的な運用」に結構差が出ることに気がつきます。
まとめて買おうが、積立しようが、「下がったところで出動」すれば、グラフ7のように、評価損が出ても大きくなることは少なく、その後の運用が楽になります。
あとは、「下がったところ」がどこなのかを見極めるだけですが、それがなかなか難しい。「日本銀行も年金も個人も」今後大きく売ることがなく、「日米欧の中央銀行がこれまでに放出した資金を全く回収しない」なんてことになれば、「下がったところ」は「今でしょ!」となる可能性もあります。
一方で、「日本銀行も年金も個人も全員出動」している今は高値と考え、「しばらく様子見」という手もあります。今年になって、貿易戦争、経済戦争、これまでよりも各国の経済を取り巻く環境が変化していますので、ここから株価が下がる可能性が、以前より高まっているかもしれません。