(今週の指標)日経平均株価

 今週は、米中貿易摩擦懸念の再燃から、為替のドル安、円高の進行をにらみながら、日本の株式市場は下値模索となる可能性があります。

 米国議会下院が7月26日から夏季休暇に入っており、上院も8月4日~9月8日まで夏季休暇入りとなるので、閑散相場の中で手仕舞いによる下げの可能性もあります。日本市場も夏休みモードの中で市場エネルギーが増加できない状況となります。軟調な相場の中で個別株物色が続くことになりそうです。

 5日は、時間外での米株価先物の一段安、円高、上海株式の下落を受けて、▲177円の2万929円で寄り付き、前引けは▲496円の2万590円。後場、寄り付きで2万514円をつけ、その後は下げ渋って▲366円の2万720円で引けました。