アップル

 アップルの第2四半期(3月期)決算はEPSが予想2.36ドルに対し2.46ドル、売上高が予想574億ドルに対し580.2億ドル、売上高成長率は前年同期比▲5.1%でした。

 iPhone売上高は▲17%の310.5億ドルでした(予想は310億ドル)。期末にかけてiPhone売上高の下落はやや改善しました。

 サービス売上高は+16%の114.5億ドルでした(予想は114億ドル)。サービス・グロスマージンは63.8%でした。これは前年同期より1パーセンテージポイントが高いものです。

 ウエアラブル、ホーム&アクセサリー売上高は+30%の51.3億ドルでした。

 iPad売上高は+22%の48.7億ドル。iPadの売上高成長率は過去6年で最高でした。

 米州売上高は+3%の256億ドル。欧州売上高は▲6%の130.5億ドル。中国売上高は▲22%の102.2億ドル。日本売上高は+1%の55億ドル。アジア太平洋売上高は▲9%の36.2億ドルでした。

 第3四半期売上高は予想520.9億ドルに対し、新ガイダンス525億~545億ドルが提示されました。グロスマージンは予想37.9%に対し、新ガイダンス37~38%が提示されました。

 2020年までに課金サブスクライバー数は5億人を超えると予想します(現在は3.9億人)。

中国におけるiPhoneの売れ行きは米中貿易交渉の動向にかなり左右されます。いま交渉は大詰めを迎えているので、それの結果次第でアップル株が乱高下することが予想されます。