アマゾン

 アマゾンの第1四半期決算はEPSが予想4.66ドルに対し7.09ドル、売上高が予想597.3億ドルに対し597億ドル、売上高成長率は前年同期比+17.0%でした。

 営業利益は+129%の44億ドルでした。予想は31億ドル、事前のガイダンスは23億~33億ドルでした。

 北米売上高は+17%の358億ドル。営業利益は+99%の23億ドルでした。

 AWS(アマゾン・ウェブ・サービス=クラウドコンピューティングサービス)売上高は+42%の47億ドル。営業利益は+59%の22億ドルでした。マージンは320ベーシスポイント改善の28.9%でした。

 海外売上高は+16%の162億ドルでした。

 第2四半期の営業利益は予想41.9億ドルに対し26億~36億ドル、売上高は予想624.2億ドルに対し、新ガイダンス595億~635億ドルが提示されました。

 新しい売上高ガイダンスの中値で成長率を計算すると、前年同期比+16%ということになります。これは今回の+17%より低い伸びです。

 ただ、売上高成長率の急激な減速には、やや歯止めがかかっている印象を受けます。