6771 池上通信機 東証1部

 2月14日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+1.7%の7億円、経常利益+2.0%の6億円の2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、電気機器:情報通信機器。

 2012年10月12日の430円(併合前43円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年1月9日に2,190円(併合前219円)の高値をつけました。

 ここをピークに8月25日の1,280円(併合前128円)まで下落後、2016年1月4日の1,910円(併合前191円)まで戻し、再下落。

 2月12日の1,100円(併合前110円)の安値をつけ、三角保ち合い(B)の動きとなって上放れするものの、2018年1月16日の1,870円(併合187円)を高値に下降トレンド(C)へ転換。この下降トレンド(C)の中で12月25日の1,033円で当面の底打ちとなり、今年2月14日に1,286円まで上昇後、押し目を形成し、3月11日の1,061円から戻りに入っているようにみえます。