6947 図研 東証1部

 3月11日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+38.3%の28億円、経常利益+37.2%の29億円の3期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、電気機器:基盤設計ソリューション、回路設計・ICソリューションです。

 2016年7月8日の841円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、9月29日の1,126円まで上昇。その後、もみ合い11月9日の1,007円まで押し目を入れたあと、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2017年10月30日の2,025円をピークに、12月11日の1,976円、2018年1月4日の1,974円と順下げの三尊天井となって急落。2018年4月9日の1,365円の安値をつけました。ここからの反発で6月25日の1,951円、10月4日の1,920円、11月12日の1,906円と再び順下げの三尊天井をつけ、2017年10月30日の2,025円をピークとする緩やかな上値を切り下げる下降トレンド(C)となっています。

 この中で2018年11月12日の1,906円から短期の下降トレンド(D)に転換し、12月25日の1,350円の安値をつけて、今年2月7日の1,654円まで反発。3月18日の1,406円まで下げて3月26日に1,496円で買い転換となって再び反発の動きとなっています。

 

4004 昭和電工 東証1部

 2月14日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+5.6%の1,900億円、経常利益+3.5%の1,850億円の5期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、化学:石油化学、エレクトロニクス他。

 2016年7月8日の903円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年1月15日の5,480円、2月28日の5,410円と二点天井をつけて下落。4月25日の3,585円で下げ止まって再上昇となり、10月2日の6,470円の高値をつけました。

 ここをピークにして急角度の短期の下降トレンド(B)に転換し、この中で12月26日の3,055円で当面の底打ちとなって反発。下降トレンド(B)を抜けて緩やかな上昇トレンド(C)となりました。

 この上昇トレンド(C)の中で、2月8日の3,380円を安値に2月27日の4,240円まで上昇。ここからの押し目で3月11日の3,595円、3月25日の3,590円とダブル底をつけ、4月1日に3,985円で買い転換となっています。

 

6771 池上通信機 東証1部

 2月14日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+1.7%の7億円、経常利益+2.0%の6億円の2期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、電気機器:情報通信機器。

 2012年10月12日の430円(併合前43円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年1月9日に2,190円(併合前219円)の高値をつけました。

 ここをピークに8月25日の1,280円(併合前128円)まで下落後、2016年1月4日の1,910円(併合前191円)まで戻し、再下落。

 2月12日の1,100円(併合前110円)の安値をつけ、三角保ち合い(B)の動きとなって上放れするものの、2018年1月16日の1,870円(併合187円)を高値に下降トレンド(C)へ転換。この下降トレンド(C)の中で12月25日の1,033円で当面の底打ちとなり、今年2月14日に1,286円まで上昇後、押し目を形成し、3月11日の1,061円から戻りに入っているようにみえます。

 

6368 オルガノ 東証1部

 2月6日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+43.9%の55億円、経常利益+37.3%の54億円の増収・増益の見通しです。

 昨年(2018年)10月26日時点で、8月2日時点比で営業利益+9.9%の42億円から43.9%の55億円へ、経常利益+4.2%の41億円から+37.3%の54億円へ上方修正しました。

 2016年6月24日の1,885円(併合前377円)を安値に、上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月19日に3,900円の高値をつけました。ここをピークに下落となり上昇トレンド(A)を下に切って2月14日の3,090円、4月17日の3,070円と二点底をつけて反発するものの、5月11日の3,690円が戻り高値となり、下降トレンド(B)へ転換しました。
この下降トレンド(B)の中で9月19日の3,450円、11月5日の3,360円をアタマとする順下げの三尊天井となって下放れし、12月25日の2,423円で底打ちとなりました。

 この水準でもみ合ったあと大幅上昇となって下降トレンド(B)を上に抜け、今年3月4日の3,235円まで上昇して3月11日の3,000円まで押し目を入れ徐々に戻りに入っています。

 

3673 ブロードリーフ 東証1部

 2月14日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+9.4%の45億円、経常利益+9.6%の45億円の3期連続の増収・増益の見通しです。同社の業容は、通信:システム販売、システムサポート。

 2016年11月9日の230円(2回の分割前)を底値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年10月1日に833円の高値をつけました。ここを当面のピークにして下降トレンド(B)へ転換。この中で12月26日の493円まで下げ反発へ。

 今年2月14日には下降トレンド(B)を上に抜けて616円まで戻しました。その後は日経平均株価の調整の動きに合わせて、2月15日の551円まで下げてもみ合いとなっています。2019年12月期の増益率は現時点では9.6%と好調です。