QRコードアプリを利用するには

1.スマートフォンのアプリストアからアプリをダウンロードする

2.アプリを開き、口座情報の登録や既存IDとの同期を済ませる。プリペイド方式の場合は、事前にチャージをしておく

3.店舗で、「(QRコードアプリの名称)で支払います」と伝える

4.アプリ上でバーコード表示、QR読み取りなどを選択する(※)

5.決済へ

※主なQRコードアプリには、
・店舗側がユーザーの表示したバーコード等を読み取る「コード支払い方式
・ユーザーが店舗固有のQRコードを読み取り購入金額を入力する「読み取り支払い方式
の2種類があります。
「読み取り支払い方式」の場合、店舗側は基本的に専用の端末を用意する必要がないため、コスト負担が少ないです。ユーザー側も自分で金額を入力するため安心感があります。「コード支払い方式」はレジ端末のある大手小売が主に利用しており、ユーザー側は支払い金額をレジの表示で確認することができます。

 

3.民間独自のポイント還元策を押さえる

 大手企業の中には、中小小売店舗の5ポイント還元政策に危機感を感じ、独自の対抗策を打ち出す流れが出てきそうです。足元ではJR東日本旅客鉄道(9020)が、電子マネーのSuicaについて、政府とは別に独自のポイント還元を検討するとの考えを示しました。これによってファッションビルの「ルミネ」や「エキナカ」店舗で、ポイント還元率を5%に設定する余地が出てきました。

 JR東日本旅客鉄道に追随するかたちで他の大手企業も5%還元や、税還元セールを自己負担で実施する可能性が浮上しており、注視する必要があります。

 これまでの話をまとめると、消費増税後に買い物をする場合のポイントは以下3つ。

  • 購入対象が2%分の軽減税率の対象か
  • キャッシュレス決済の還元率が2%の店舗か5%の店舗か
  • 独自の還元ポイントを獲得できる店舗か

 この3点を意識して買い物をすれば、出費を節約することができそうです。

 

後編:軽減税率、キャッシュレス化で得する業種、損する業種」へ続く>>

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