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新興株ランキング TOP20 2018年8月:人気株と値上がり株を研究!
岡村 友哉
今月の新興株ランキング
話題の銘柄は? 毎月、話題の新興株のランキングをお届けします。

新興株ランキング TOP20 2018年8月:人気株と値上がり株を研究!

2018/9/19
・8月の新興株<マザーズ、ジャスダック>マーケットまとめ
・8月の売買代金ランキング(人気株)
・売買代金ランキング(5銘柄)
・8月の株価値上がり率ランキング
・9月に注目したい新興株の動き
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8月の新興株<マザーズ、ジャスダック>マーケットまとめ

「明けない夜はない」といったところでしょうか。ようやく、8月は東証マザーズ指数が月間でプラスとなりました。今年の2月~7月まで、マザーズ指数は実に6カ月連続で下落。これは、算出開始(2003年)以来で初のことでした。

 とはいえ、指数が上昇に転じたのは月の後半から。底入れした8月16日ザラ場安値932.07ポイントが今のところ年初来安値ですが、本当に地合いは悪かった…。月後半からリバウンドに転じましたが、正直、ファンダメンタルズ的な理由は一切なかったように思います。需給主導で戻しただけ。

 では、「月前半の安値を形成する局面が、需給主導で下げただけだったか?」というと、そうでもありません。一部では、日本の個人投資家がトルコリラの急落で大きな損失を負い、その影響がマザーズに来ているといった、それらしい解説も見られました。ですが、マザーズ株のプレーヤーと、トルコリラ円ロングでスワップポイントを狙うプレーヤーが重複するとは到底思えません。

 マザーズ以外の外的要因のせいではなく、マザーズの内的要因のせいでしょう。前月コラム中(8月に注目したい新興株の動き)でも指摘しましたが、鬼門である決算発表シーズン…今回の決算発表はかなり悪かったといえます(後述します)。

  月後半のリバウンド局面については、需給を好転させた理由に任天堂株を挙げるほうが適切でしょう。日本の株で、個人投資家の信用買い残が最も多いのが任天堂で、塩漬け株が最も多かった株でもあったはず。その任天堂が月間で+9.24%の大幅高となり、個人投資家の安堵感が新興株にも広がったというほうが可能性は高そう。

 指数別の8月の月間騰落率は、日経平均株価が+1.38%、TOPIX(東証株価指数)が▲1.02%、日経ジャスダック平均が+0.07%、東証マザーズ指数が+0.94%。ちなみに、8月より月間フルでマザーズ指数に寄与したメルカリ。このメルカリが8月は月間で▲21.4%とスピード調整と出足は最悪。メルカリが指数に入っていなければ、もう2%程度の上昇率になっていた計算になります(メルカリの指数ウエイトは約9%のため)。
 

8月の売買代金ランキング(人気株)

 月後半に巻き返したとはいえ、8月は終始閑散モード。下落していた8月前半が“閑散に売りアリ”で、リバウンドが始まった8月後半が“閑散に売りナシ”といった雰囲気でした。お盆休みに売買が減るというのは例年のことですが、最近はお盆休みが明けようが関係なく、薄商いが常態化しているといえそうですね。希望的観測を除いていえば、単純に株式投資の人気がなくなっているんだと思います。

 8月のマザーズ市場の月間売買代金は2兆868億円と、7月(1兆8,736億円)と比べると増加しました。ランキング上位では、前月トップのメルカリが3位にランクダウン。売買代金25日移動平均は46.8億円で、前月の77億円から約4割減少しました。前月2位だった直近IPO株のZUUも、人気離散でランク外に。一方で、ALBERTやエクストリームなど物色の柱と呼べるような小型株が登場したのも特徴。物色難のなか、数少ない値動き良好銘柄には行列ができました。

市場 コード 銘柄名 8月末
終値
時価
総額
売買代金
25日
移動
平均値
月間
騰落率
東証マザーズ 3906 ALBERT 10,530 296 68.3 54.4
東証マザーズ 6033 エクストリーム 11,480 309 51.6 567.4
東証マザーズ 4385 メルカリ 3,700 5,186 46.8 -21.4
ジャスダック 3356 テリロジー 1,141 179 32.7 41.4
東証マザーズ 3664 モブキャストH 706 123 32.0 36.8
東証マザーズ 2497 UNITED 3,065 726 26.5 31.8
東証マザーズ 3491 GA TECH 10,920 464 25.1 20.0
東証マザーズ 7034 プロレド 9,760 250 23.4 28.4
東証マザーズ 5704 JMC 4,305 112 23.0 67.5
東証マザーズ 4394 エクスモーション 5,050 66 22.8 -17.3
東証マザーズ 3990 UUUM 8,520 518 21.3 43.7
東証マザーズ 4565 そーせい 1,702 1,297 21.0 21.9
ジャスダック 6324 ハーモニック 4,505 4,339 20.4 2.9
東証マザーズ 2121 ミクシィ 2,722 2,129 18.7 -7.3
東証マザーズ 4395 アクリート 1,425 77 18.7 -10.0
ジャスダック 6425 ユニバーサル 3,705 2,971 15.5 1.5
東証マザーズ 7779 サイバダイン 875 1,202 15.3 -33.4
東証マザーズ 7172 JIA 4,450 1,341 15.0 -15.2
東証マザーズ 4563 アンジェス 519 455 15.0 43.4
ジャスダック 6787 メイコー 3,095 830 14.9 33.3
単位 8月末終値:円、時価総額:億円、売買代金25日移動平均値:リアル、月間当落率:%


売買代金ランキング(5銘柄)

1 ALBERT(3906・東証マザーズ)

 文句なしで8月の新興株の主役でした。7月に通期予想の上方修正を発表、今期に上場来で初となる最終黒字見通しに修正しました。同社の株価が一変したのは、5月に発表したトヨタ自動車との業務資本提携。トヨタの決算説明のプレゼンテーション資料にも、「ALBERTへの出資、自動運転開発のデータ分析で連携 (5月)」と記載されています。

 日本が誇る完成車メーカーと手掛けるデータ分析による収益拡大への期待が、同社株の上昇ストーリー。ただ、これだけ上昇した背景には、上場後にインサイダーや連続赤字の問題があり、投資家から敬遠されていた(ノーマークだった)反動といった側面もありそうです。

2 メルカリ(4385・東証マザーズ)

 上場後初の決算発表に、投資家が失望しました。9日発表した前期(18年6月期)決算は、最終損益が70億円の赤字に。最終赤字額の拡大が嫌気されたとも言われていますが、機関投資家が売りに回ったのは今期ガイダンスを「未定」として一切示さなかったことだと思います。

 IPO時も合理的な算定が困難ということで、利益予想に関しては開示していませんでした。ただ、せめてIPO時と同じく、売上高の会社見通しは開示して欲しかったところ。今後、いつガイダンスを提示するのか、開示時期の目途すら立たない状況で保有し続けられる機関投資家は極めて少ないことでしょう。機関投資家などの売りで下落したことを引き金に、個人投資家のロスカットが誘発され、株価が下げ止まれない負のスパイラルに入っていると想定されます。

3 UNITED(2497・東証マザーズ)

 メルカリのIPOで出尽くし売りが殺到していた同社株ですが、3日に第1四半期の決算を発表。”出尽くし売りの出尽くし“といった反応で、リバウンドに転じました。

 メルカリのIPOに伴う株式売却益を計上し、第1四半期の営業利益は123億円に(ちなみに前年同期は3億円)。メルカリ売却で得た巨額の資金が、今後別のベンチャー投資へと種がまかれます。目利き力の高いインベスターとしての評価は得たはずですので、今後の新規投資のニュースにも注目されそうですね。

4 JMC(5704・東証マザーズ)

 業績への評価を理由に、「機関投資家の買いを起点に大相場が始まったのでは?」そう思わせる銘柄です。マザーズ銘柄の業績サプライズが少ないなかで、7月下旬に上期業績の予想を大幅上方修正。鋳造事業で自動車向けの需要拡大などがその背景にあります。

 ただ、8月中旬から下旬にかけた急騰には、個人投資家の短期マネーが相当入った可能性大。昨年2月に付けた上場来高値(3,240円)を8月に入ってブレイクすると、数少ない新高値銘柄ということもあり、いわゆる“新値ブレイク投資”(高値で買って高値で売る)的な買いが集まります。それを裏付けるように、9月に入ってすぐ、東証により信用規制をかけられました。今のバリュエーション水準(予想PERで約70倍)をどう説明できるか、この点についてはイマイチ言葉が見当たりません。

5 UUUM(3990・東証マザーズ)

 7月に発表した上場初年度、18年5月期の着地数字が大幅上振れしたことで好業績銘柄としてマークされるようになりました。さらに8月の上昇に力強さを付けたのが、中小型株のレーティング付与で注目されるいちよし証券の新規カバレッジ(8月中旬)。

 投資判断を最上位の「A」、フェアバリューを大台1万円としたことを好感する動きが続いています。同社の収益源である広告収入が、国内ネット動画広告市場の平均を上回ると指摘。昨年ブームだったユーチューバ―ですが、想像以上に息の長い人気なんですね…。
 

8月の株価値上がり率ランキング

 わずか1カ月で、ハーフ・テンバガー(5倍高株)達成銘柄が2つも!エクストリームとMTジェネックの瞬発力は凄まじいものでした。この2銘柄とも、前月末の時価総額は50億円未満の超小型株。MTジェネックについては、7月の値上がり率トップ銘柄でしたので、2カ月連続のランクインです。

 後半に新興株の地合いが改善したこともあり、トップ20銘柄が超小型株だらけ(時価総額100億円未満の銘柄が20社中13社)だった7月とは異なる顔ぶれに。決算発表シーズンでもあり、ポジティブサプライズのあった銘柄で大きく値上がりした銘柄が散見されています。

ジャスダック コード 銘柄名 月間
騰落率
8月末
終値
前月末
終値価格
時価
総額
東証マザーズ 6033 エクストリーム 567.4 11,480 1,720 309
ジャスダック 9820 MTジェネック 481.2 24,700 4,250 267
ジャスダック 2144 やまねM 88.5 690 366 78
東証マザーズ 8789 フィンテック 77.3 133 75 243
ジャスダック 6158 和井田 75.0 2,012 1,150 141
ジャスダック 7748 ホロン 72.4 1,434 832 48
東証マザーズ 5704 JMC 67.5 4,305 2,570 112
ジャスダック 9425 日本テレホン 67.0 790 473 27
東証マザーズ 2489 アドウェイズ 59.0 690 434 287
ジャスダック 7826 フルヤ金属 57.3 5,600 3,560 407
ジャスダック 6626 SEMITEC 54.6 7,380 4,775 209
東証マザーズ 3906 ALBERT 54.4 10,530 6,820 296
ジャスダック 1724 シンクレイヤ 54.3 813 527 33
ジャスダック 4667 アイサンテクノロ 53.1 3,600 2,352 189
ジャスダック 3776 ブロバンタワ 51.8 293 193 153
ジャスダック 4734 ビーイング 49.1 729 489 60
東証マザーズ 3925 D S 49.0 5,110 3,430 343
ジャスダック 6625 JALCO HD 47.6 248 168 133
東証マザーズ 6550 Fringe81 44.7 1,197 827 117
東証マザーズ 6034 MRT 44.4 2,097 1,452 119
単位 月間騰落率:%、8月末終値:円、前月末終値価格:円、時価総額:億円

 

値上がり率ランキング(5銘柄)

1 エクストリーム(6033・東証マザーズ)

 現状では、大幅減益が見込まれている通期予想。「この予想が上方修正されるのは確実!」との読み筋が働いたのか、8月前半の数少ない強い株だったことで短期マネーが群がった結果なのか…おそらく後者の要因が大きそうですが、株価は大変貌を遂げました。

 きっかけは、8月に入ってすぐに発表したIP(知的財産コンテンツ)「ラングリッサー」にまつわる材料。ラングリッサーは、家庭用ゲームで累計セールス100万本超とヒットした同社が誇るIPです。この完全新作を中国本土でスマホ向けに配信すると発表し、しかも今期の業績予想にこの分のロイヤリティ収益を織り込んでいないとも発表。今期の最終利益予想が1億円と少額だったこともあり、増額修正の変化率を大きく妄想するには格好の材料になっています。

2 やまねメディカル(2144・ジャスダック)

 会社側が発するリリースに翻弄され続けている気がしますが、8月は急騰しました(ちなみに5月は月間222%上昇、6月は43%下落、7月も17%下落と忙しい)。

 6日に発表した第1四半期決算では、最終損益が6,200万円の黒字(前年同期は9,000万円の赤字)でした。これについて会社側では、決算短信の文章中に「ケアセンター事業が長期にわたる赤字からようやく脱却し、今後は先行投資の収益寄与の局面に入ることが確実」とか「長期間にわたる赤字に忍耐いただいた株主の皆さまに深謝」といったコメントを記載。6月下旬に東証から上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄に指定されていたこともあって、今期にも猶予期間が解除されるのでは?なる期待がスパークしました。

3 和井田製作所(6158・ジャスダック)

 超絶好決算で評価が高まった銘柄。6日に業績予想の上方修正を発表。予想を上回る受注獲得を理由に、売上高予想を68.8億円→81.5億円、営業利益予想を9.7億円→16.4億円へ大幅増額しました。また、今期の配当も年28円→年36円に増額。アナリストによる業績予想がなかったこともあり、素直に市場は驚き、株価反応も大きく出ています。

 株価2,000円台は、2007年6月以来、実に11年ぶり。8月だけで75%も上昇しましたが、それでも予想PERは未だ11倍台です。EPS(1株当たり利益)の増加ペースに、まだ株価は追い付けていないとも言えそうですが…。

4 日本テレホン(9425・ジャスダック)

 急騰のきっかけは、15日夕方に報じられたニュース記事でした。内容は、総務省が2019年7月から中古のスマホが全ての携帯電話会社で利用できるよう、「SIMロック」の解除を義務付ける方針を固めたというもの。中古スマホの流通を促進する国策の関連銘柄として、翌16日から買いが集まりました。

 報道前の15日終値は366円で、6営業日後に付けた8月高値は1,325円。瞬間最大で3.8倍に急騰したわけですが、これも需給ギャップでしか説明できないところ…。15日時点で時価総額は12億円しかなかった超小型株に対し、材料に飛び付いた短期資金が多過ぎたことによるオーバーシュート現象としか表現できません。

5 フルヤ金属(7826・ジャスダック)

 7日に発表した前期(18年6月期)の業績大幅上ブレが好感されました。前期の着地は、売上高が210億円(従来予想152億円)、営業利益が32.8億円(同13.1億円)。また、配当も創立50周年記念配50円を乗せた年100円(従来予想は70円)にすると発表。今期のガイダンスも、大幅上ブレの前期実績に対して増収増益見通しでした。

 スマホなど向け銀合金やHD向けルテニウムの受注が堅調とのこと。これら希少性の高い金属の価格値上がりも業績水準を切り上げています。上場した2006年当時、非常に将来性を有望視された銘柄でした。次世代半導体の量産の恩恵が見込まれ始め、あの当時の輝きを取り戻しつつありますね。
 

9月に注目したい新興株の動き

 ようやく一息ついた新興株ですが、一息ついただけに過ぎないとも言えるところ。先月のコラムでも書きましたが、「マザーズ指数が1,000ポイント割れた」とか水準的なこと自体には意味がないからです。指数を構成する銘柄に買う価値があるのか?といったファンダメンタルズ的な裏付けがあるかどうか…でいえば、8月の決算発表シーズンを通過し、ますます怪しくなっています。

 マザーズ指数のウエイト上位銘柄では、メルカリ(4385)が業績予想を開示しなかったことで安値更新を続けています。サイバーダイン(7779)も赤字継続は想定内とはいえ、第1四半期に売上が減少しました。株価は上場した2014年以来となる1,000円割れとなり、目下では800円台前半で上場来安値を更新中。指数をけん引すべき銘柄が業績で売られていますよね。

 そのムードを吹き飛ばす力を持つのは、本来であればニューカマー、新規上場株であって欲しいところ。ただ、こちらにも不信感が強まりました。3月上場の和心(9271)が通期予想の大幅下方修正で暴落。同じく3月上場のリビング保証(7320)が、上場後では初のガイダンスで今期営業減益見通しを出して急落。4月上場のコンヴァノ(6574)が、第1四半期いきなり大幅減益での着地(通期予想は大幅増益見通し)で失望売り殺到。7月上場のロジザード(4391)もガイダンスがいきなり減収予想など…。3年前の2015年に「上場ゴール」という言葉が飛び交った時期がありました。この2015年も年間安値を8月下旬の決算発表通過後に付けましたが、今は当時と似ているようにも見えます。

 8月後半の巻き返しで、東証マザーズ指数は1,000ポイントを奪回して9月に入っています。とはいえ、業績面のポジティブニュースが少ないだけに、本当に「その1,000ポイント割れはオイシイのか?」という疑問は残りますよね。実際、マザーズの予想PERなど見る限り、到底オイシイとは言えないのが現状といえます。

 例えば、「もし、またマザーズ指数が942ポイントの終値ベース安値を付けたとき、そこは買い場なのか?」を考えてみましょう。この942ポイントのマザーズの予想PERは何倍か?というと、「64.7倍」(日経予想ベース)です。8月末の1,049ポイントでは73.7倍になります。これは高いのでしょうか? はっきり言えば、ものすごく高いです。

 今年のマザーズ指数の終値ベース高値は1月24日の1,355ポイントです。このときの予想PERは72.2倍…この当時より指数は2割以上も下げているのに、予想PERは今と変わらないわけです。つまり、予想EPSが下がったということ。これは、業績を下方修正した企業の影響もありますが、それ以上に①マザーズの好業績企業がマザーズから抜けたこと(じげん、レノバ、オロなどが東証1部へ昇格)、②利益が小さい割に時価総額が大きい(IPOプレミアムで高く評価され過ぎている)新規上場株が増えていること―が理由といえます。

 これが日経平均やTOPIXとの違いです。株価が下げるとき、“ファンダメンタルズは強い”という下値の支えになる概念があるかないか…。例えば、日経平均の今年の終値ベース安値は3月23日の2万617円です。この日の予想PERは12.5倍。一方、8月末の終値は2万2,865円と当時より1割高いのに、予想PERは12.9倍とほぼ一緒です。では、マザーズはどうか?というと、1年前に1,000ポイント割れした9月安値時の予想PERは40.6倍。それに対して、今の予想PERは70倍台なわけですから、同じ1,000ポイントでも意味が違います。

 また、9月は日本企業の中間配当シーズンです。今回の9月配当分は日経平均で約156円と過去最高になると試算されています。これも下支え要因になるでしょう。ただ、配当がほとんどないに等しいマザーズは、ここでも東証1部とは違います。新興株全体が持ち上がる要素が少ないなか、今月も多くの市場参加者は個別株で勝負といった空気にしかなり得ないでしょう。

 前述の通り、業績のポジティブサプライズが少ない今のマザーズ市場。上場銘柄数は259ありますが、現時点で売上げ、利益ともに上方修正した銘柄数は7しかありません。その7銘柄は、8月の値上がり率ランキングにも入っていたJMC(5704)のほか、ダブルスタンダード(3925)ラクスル(4384)ビリングシステム(3623)CRI・ミドルウェア(3698)エヌピーシー(6255)バンク・オブ・イノベーション(4393)。この中の複数が8月に逆行高していたことを思うと、数少ない業績で買える銘柄には、消去法的に買いが来ていることが想像できます。この7銘柄に追随するような、業績ポジティブサプライズ銘柄が出てくることを願うばかり。選択肢がまだ少ないだけに、業績で見所があることを示した銘柄には平常時以上のポジティブインパクトが発生するでしょう。


 

 

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