決算レポート:マイクロン・テクノロジー(今3Qは営業黒字拡大、「HBM3e」出荷開始)、アプライド・マテリアルズ(今期、来期と半導体生産の新技術の寄与が期待できる)
●マイクロン・テクノロジーの2024年8月期3Qは、81.5%増収、営業利益は黒字転換した。特にDRAMの値上げと高付加価値品の増加による単価上昇が寄与。HBM売上高は今3Q1億ドル以上、来期数十億ドルと会社側は予想。楽天証券の今期、来期業績予想を上方修正する。今後6~12カ月間の目標株価は前回の180ドルを維持する。引き続き中長期で投資妙味を感じる。
●アプライド・マテリアルズの2024年10月期2Qは、0.2%増収、0.1%営業増益。中国向けの減少をスマートフォン向け、パソコン向けの回復で補う構図だが、今後は、ゲートオールアラウンド、HBM、先端パッケージ向け等の半導体生産の新技術向けの増加が期待できる。目標株価を前回の270ドルから290ドルに引き上げる。引き続き中長期で投資妙味を感じる。