昨日(2015年2月5日)の動向

東京市場では、翌日に予定されている米雇用統計の動向を見極めたいとの向きから様子見ムードが広がり、米ドル/円は117円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。海外市場では、ECB(欧州中央銀行)がギリシャ中央銀行に対し、「最大595億ユーロ(約8兆320億円)の緊急資金を国内銀行に供与することを認める方針」と報道されると、ユーロ買いが進み、ユーロ/円では一時135円前半レベルまで上昇しました。ユーロ/円の上昇につれ米ドル/円は117円台半ばレベルまで上昇しました。

2015年2月5日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 117.251 117.597 117.014 117.496
ユーロ/円 113.005 135.167 132.551 134.803
豪ドル/円 90.946 91.935 90.735 91.583

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年2月6日)の展望

【米ドル/円】

本日予定されている米雇用統計に注目が集まっているようです。テクニカル的には116円から120円のレンジを今後上下に放れるかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 118.80 119.70 116.80 116.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

132円から135円半ばレベルでのもみ合いを継続しています。135円台半ばレベルを上抜けた場合、136円台が意識されそうです。一方、132円を下抜けた場合、130円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 135.35 136.00 132.45 131.75

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では、92円台にしっかりと乗せきることが出来るかが焦点となりそうです。一方、下値では90円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。90円台を割り込むと2月3日の安値89.35円レベルが意識されそうです。なお、週足・200日移動平均線が同水準に位置しており、サポートとして意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.00 93.00 91.00 90.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月6日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年2月6日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 22:30 (米)1月非農業部門雇用者数変化(前月比) 23.0万人 25.2万人
★★★ 22:30 (米)1月失業率 5.6% 5.6%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します