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ご愛読いただいておりました連載「FXデイリーチャート」と、連載「デイリー為替情報」が合体し、2018年3月19日よりリニューアルしました。新連載「毎ヨミ!為替Walker」はこちら

 

3月15日の市場概況

ドル/円:再び105円台へ。NY時間は買い戻される

 この日のドル/円は、売り優勢でスタートしました。東京時間午後には106円を割り、当日安値となる105.78円まで下落。強いドル買い材料は不在でしたが、売り一巡後は買戻しが入り、NY時間は106.41円まで反発しました。

 マーケットは105円台で積極的に売り進めることには慎重ですが、ドル安目線に変わりはなく、より上のレベルで売るチャンスを待っている状況です。

ユーロ/ドル:下落

 1.23ドル後半から1.24ドルにかけて重く、NY時間は全体的なドル買いに押されて、この日は1.2300ドルまで下落しました。ユーロ/円が下げていることも、ユーロ/ドルの上値を重くしています。

ユーロ/円:1週間ぶりの安値

ユーロ/円は131円を抜け、130.56円まで下落して、1週間ぶりの安値をつけました。マーケットは、クロス円を通しての円買いオペレーションを活発化していて、豪ドル/円、ポンド/円も今週前半の上昇分をすべて吐き出しています。

トルコリラ/円:底見えず

トルコリラ/円は、対円、対ユーロで史上最安値を更新中で、この日は一時27.06円まで下落。

トルコは、経済的には経常収支の赤字拡大、政治的にはシリア問題、米国との関係悪化という問題を抱え、それに加えて、トルコのエルドアン大統領が次期大統領選の勝利を確実にするために選挙法を改正したことが嫌気されています。